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日ごろから慢性的に頭痛で悩んでいる方は日本人の約3割もいると言われております。頭痛に悩みながらも痛みを我慢する日々を送っている方が非常に多くいらっしゃいます。
その頭痛が急性的な頭痛なのか、慢性的な頭痛なのか、また日常的に起こる頭痛なのかにより治療方法も異なります。
また、頭痛が発症した場合、何科の病院で診てもらえばよいのか分からないなど頭痛に対する不安、悩みはなかなか解消されません。
頭痛の種類
慢性頭痛
定期的に起こる痛みで「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」など。

急性頭痛
激しい痛みが、突然起こります。クモ膜下出血や脳梗塞など、脳の病気が原因です。

日常的に起こる頭痛
かぜや二日酔い、月経痛などが原因で起こる頭痛のことです。

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頭痛の原因
片頭痛
脳血管の拡張が原因と考えられています。月に1〜2回、多いときは週に2〜3回程度、頭の片側、または両側が「ズキンズキン」、「ガンガン」と激しく痛みがおこります。また、嘔吐や、音・光に敏感になります。特に20〜40代の女性に多く、頭痛が起きている間は日常生活に影響を与えるほどですが、治まると完全に普段の状態に戻ります。片頭痛の原因としては、ストレス、音や光、アルコール類、女性ホルモンの変化などが考えられます。

緊張型頭痛
毎日のように起こる頭痛ですが、強い痛みではないようです。日常生活に思ったほど支障はありません。また男女の差もほとんどないようで、中高年の方々に多く見受けられます。ストレスが主な原因と考えられ、肩こりなどとともに締めあげられるような頭痛が起きます。片頭痛ほど痛みが強くなく、我慢できる程度の痛みです。しかし肩や首筋のこり、めまい、目の疲れ、だるさ、疲労感などを伴う場合があるでしょう。

群発性頭痛
目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、炎症が生じて三叉(さんさ)神経を刺激するために起こります。通常は年に1〜2回の周期で期間は1〜2ヶ月程度毎日のように激しい頭痛が片側の目の奥に起こります。涙や目の充血などの症状も伴う場合があります。おもに明け方の睡眠中に起こり、アルコールにより痛みが増し、特に20〜30代の男性に起こりやすい頭痛です。原因ははっきりしていませんが、毎日、同じ時刻に起こるため、体内時計の不調によるものと考えられています。

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病気の解説
脳動脈瘤
脳動脈瘤は様々な要因で発症いたします。脳動脈瘤の発生要因に関しては強い遺伝関係は認められていないようですが、親子か兄弟に脳動脈瘤またはクモ膜下出血と診断された人がいる場合は、発症する可能性が高くなっており、現在、尚研究中であります。脳動脈瘤とは、一般に脳の動脈の分岐部にできた血管の瘤(血管にできたこぶ)のことで次第に成長し、破裂してからくも膜下出血を起こすことがあります。突然の激しい頭痛や嘔吐、意識低下などを起こします。

脳出血
脳の血管が破れて血腫ができる病気のことです。突然、片頭痛などの神経症状(手足がしびれて動かないことやろれつが回らない事画ある)や重度の場合は意識障害を定することがあります。吐き気や嘔吐を伴うことがあり、高血圧のかたに多く見受けられます。

クモ膜下出血
脳動脈瘤の破裂などでクモ膜下に出血が起こる病気のことです。血管は、このうちくも膜と軟膜の間のくも膜下腔という間隙の中を走行しています。一般的にクモ膜下出血は40才以降の中高年に多く見受けられ、高血圧のあるかたは発症しやすくなっているようです。クモ膜下出血は突然、激しい頭痛や嘔吐が起こります。1〜2週間前に軽い頭痛が起こることもありますが、いずれにせよ脳神経外科専門医のいる病院へ直ちに受診するようにして下さい。予防策として高血圧の治療や禁煙が必要になります。また、破裂前に脳動脈瘤を発見しこれを処置するのが唯一の方法ですので、脳ドックによる脳血管撮影(3D-CTA)で確実に検査を行うことにより早期発見、早期予防を心がけて下さい。

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